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第4回アジア・オカリナ・フェスティバルが盛大に開催!!

壮大なスペクタクル&感動のフィナーレを迎えました!!

開催国である台湾と日本の国旗を描いたアジア・オカリナ・フェスティバル仕様のネイル・アート

参加国であるエクアドル、中国、韓国、イタリアの国旗と単管から4連管までのオカリナが描かれたアジア・オカリナ・フェスティバル仕様のネイル・アート

 2016年7月15日から17日までの3日間、第4回アジア・オカリナ・フェスティバルが盛大に開催されました。日本、台湾、中国、韓国、香港、エクアドル、イタリアから100を超える個人・団体、合計1,000人を超える参加者がありました。内容は、様々なオカリナ・コンサートに加えてオカリナ学術研究会の発表、千人パレード、アジア・オカリナ協会の理事会と今回も大変充実した内容になりました。

2016年7月15日

 この日の朝、嘉義市長涂醒哲氏、嘉義副県長吴芳铭氏や地方自治体の議員、文化観光局等の様々な部署からの出席者が見られ、開幕式の模様はTVや新聞などで大々的に報じられました。

 嘉義市長涂醒哲氏は彼の演説で、建設が都市を巨大にしているように見るが、文化が偉大な都市をつくること、嘉義市で開催された第4回アジア・オカリナ・フェスティバルは、台湾の誇りと栄光であると述べていました。また開催国の代表である台湾支部の蔡耿昌会長は、アジア・オカリナ・フェスティバルは、4回目を迎えて、参加者が年々増加し、時空間や国境を越えて、オカリナを通して友情をはぐくむ場所として機能している現状が、今後もさらに高次元になることを期待していることを述べていました。(下の世新新聞はYouTubeです。中央の再生ボタンをクリックしてご覧ください。)

 様々な大会にご尽力いただいた方々から挨拶をいただき、ペンダント型の汽笛の音が出るオカリナを使用して、各国代表や参加者の一部の人たちが汽笛音を鳴らし、いざ世界遺産を目指している阿里山森林鉄道に乗ってオカリナの旅に出発!!その様子は嘉義市政府のホームページに掲載されました。(下のリンクをクリックしてご覧ください。)

http://www.chiayi.gov.tw/2015web/04_hot_news/content.aspx?id=48494

 

 また阿里山森林鉄道の出発直前にDr.レオナルド髙木陽光がチャイナ・タイムスから取材を受け、その時の記事が掲載されました。(下のリンクをクリックしてご覧ください。)

http://www.chinatimes.com/newspapers/20160716000489-260107

 

 今回のイベントのために貸切にした阿里山森林鉄道の車両では、台湾のオカリナを勉強している生徒たちが演奏で出迎えてくれました。日本支部参加者たちも演奏で応えているうちに、お互いが知っている曲になると自然と共演していました。途中の駅でも下車して台湾の有名曲「高山青(ガオシャンチン)」を日本支部の参加者たちも一緒に演奏しました。まさにオカリナを演奏する者たち同士の音での会話が自然とはじまった瞬間でした。

阿里山森林鉄道の車両で台湾のオカリナを吹く子供たちと演奏

奮起湖駅に到着して、阿里山森林鉄道を前に記念撮影!!涼しくて気持ち良い!!

 阿里山の奮起湖駅に到着した後、参加者は、タルコ族原住民族風の昼食をごちそうになり、タルコ族との音楽交流会がスタート!!音楽は、国境も言葉も超えて、大いに皆で盛り上がりました。

タルコ族との音楽交流

 その後、夜のコンサートのために、嘉義県朴子長老教会へ行きました。ここでは、韓国と日本のグループを中心として、台湾のグループや嘉義県長さんもオカリナの演奏に加わり大盛況でした。

Dr.レオナルド髙木陽光は、リオ五輪を意識して「サンバ・デ・ジャネイロ」と台湾の有名アーティストである周杰倫の「陽明山」をダンスしながら演奏しました。強烈なグルーブのある演奏によって、会場の人たちの体が自然に揺らされていました。

Dr.レオナルド髙木陽光がエフェクター操作とダンスをしながら演奏する風景

Dr.レオナルド髙木陽光が演奏をすると、スマホで撮影する人が増えてくる!!

 続けて、関西から参加の山本真由美氏は、「こだまが風になって」を演奏し、その澄んだ音色に多くの喝采を浴びていました。

山本真由美氏の演奏に聴き入る観客

 山本真由美氏の演奏直後、嘉義県長張花冠氏が来場し、一緒に「高山青」を演奏し、会場が一体となりました。その模様はTVで放送され、日本支部の参加者も多く映っていました。(下の世新新聞はYouTubeです。中央の再生ボタンをクリックしてご覧ください。)

アジア・オカリナ・フェスティバル開催のお祝いに駆けつけてくださった嘉義県長とノリノリの「高山青」で共演!!

会場のボルテージは最高潮に!!

 その後、アンサンブル*ブーケは、「トップ・オブ・ザ・ワールド」と「花は咲く」を演奏し、台湾の方々へ東日本大震災の時の台湾の支援に対する感謝を示しました。そしてアンサンブル*ブーケ・マルチプルは、複数管のみを使用した「イマジン」を演奏し、世界平和を願いました。

アンサンブル*ブーケの演奏に嘉義県長(左端)とイタリアから参加したオカリナ奏者のエミリアーノ氏(右端)も思わず拍手!!

 また同じ会場で演奏した韓国のハヌルソリ・オカリナ・アンサンブルは、韓国支部代表の朴鳳圭会長とのコラボレーションやイタリアと同じクラシック・スタイルの演奏などを披露していました。また朴鳳圭会長は新作CDの作品を演奏し、彼の新しいオカリナ音楽を模索している様子を披露しました。

2016年7月16日

 この日の午前中、嘉義大学で開幕式音楽会が開催されました。年々、規模が大きくなる様子が写真からも見て取れると思います。しかもアジア・オカリナ・フェスティバルの舞台におけるパフォーマンス内容は、回を重ねるごとにバリエーションが増えていき、全体的なレベルもかなりアップしていると感じました。

開幕式での集合写真撮影の風景(全員ではなく一部参加者のみ)

 アンサンブル*ブーケは、AKB48の「ヘビーローテーション」を演奏し、多くの観客がノリノリになりました。この曲を知っている人も多く、演奏に合わせて一緒に口ずさんでいる観客も居ました。

アンサンブル*ブーケの開幕式でのノリのある演奏

 アンサンブル*ブーケ・マルチプルは、台湾の名曲である「満山春色」を嘉義築風陶笛楽団と共演しました。これまでも、日本で台湾の伝統的なスタイルで共演した過去がありますが、今回は台湾の伝統的なスタイルにDr.レオナルド髙木陽光のドラム演奏を加え、ファンクのリズムと台湾伝統音楽を融合しました。演奏者も観客も、新しいタイプの「満山春色」を聴いて、ついつい体が動いていました。

ファンキーなドラムを披露したDr.レオナルド髙木陽光

アンサンブル*ブーケ・マルチプルと嘉義築風陶笛楽団の共演

 その後、Dr.レオナルド髙木陽光がソロで、台湾の有名アーティストのジョリン・ツァイと日本の有名アーティストの安室奈美恵がコラボレーションした「I’m not yours.」を演奏しました。この曲の中で、ジョリン・ツァイと安室奈美恵の2人は「九尾の狐」の役という設定のため、Dr.レオナルド髙木陽光も狐のお面を着用し、その世界観を醸し出しながらの演奏に観客から大きな反響がありました。

狐のお面を着用して九尾の狐をテーマに演奏

狐に変身中!!

 さらにエクアドルから参加したオカリナ奏者のアロンソ氏とピアニストのフアン氏をゲストに迎え、「べサメ・ムーチョ」を演奏しました。最初にスローなボレロでしっとりとメロディを歌い上げてからサルサへリズム・チェンジし、オカリナとピアノのドライブ感のあるアドリブに突入する構成は、観客を大いに魅了しました。

エクアドルからのゲストであるアロンソ氏(右のオカリナ奏者)とフアン氏(左のピアニスト)との共演風景

オカリナ演奏の合間にマラカスも演奏するDr.レオナルド髙木陽光

演奏後に観客に挨拶する直前の様子

 また山本真由美氏は、「海の見える街」を演奏し、そのピュアな音色で楽曲を表現し、観客を魅了していました。

山本真由美氏の開幕式での演奏風景

 最後に参加者全員で「高山青」の大合奏をして開幕式を終了しました。

皆で高山青の演奏!!(一部参加者のみしか写っておりません。)

 開会式の後、理事会が開かれ、次回の香港大会のさらなる成功を目指し、台湾大会の反省を述べあい、大変有意義な時間をもつことができました。

時間節約のため昼食を取りながら今回の反省と次回への抱負を語る理事会が毎回行われている

 理事会の最後に各国理事に感謝状が授与されました。

蔡会長から感謝状を授与されるDr.レオナルド髙木陽光

理事会終了後に理事会参加者全員で記念撮影

 その後、文化路公園の通りで千人パレードが行われました。このパレードのテーマは「祭り」ということで、各国は祭りの衣装を着るように事前に台湾支部からアナウンスがありました。そこで日本支部の参加者たちは、日本の伝統的な祭りのスタイルである法被とねじり鉢巻きに、アクセサリーとして小さいお面と背中に祭り団扇をつけて、オカリナを演奏しながら行進しました。この格好は、かなり好評で、台湾の新聞にも掲載されました。

千人パレード出発前の日本支部の法被姿

パレードで使用したレオ・ワールド・ミュージックの看板

Dr.レオナルド髙木陽光の音楽事業であるレオ・ワールド・ミュージック(中国語で「獅子座世界音楽」)の紹介と日本支部の千人パレードにおける様子などが掲載された台湾の新聞記事

 嘉義市長もパレードに参加し、街の人たちから多くの声援をいただきながらパレードした模様は、TVでも報道されました。まさに地域をあげての大々的なイベントになりました。(下の世新新聞はYouTubeです。中央の再生ボタンをクリックしてご覧ください。)

 この日の夕方から夜にかけて、屋外でのコンサートに加えて、オカリナ関連の販売ブースも出ました。日本支部からレオ・ワールド・ミュージックも出店し、CDや楽譜などの販売を行いました。夜市の場所ということもあり、一般の市民も含めて多くの人々が訪れました。

さらにメイン・ステージでエクアドルから参加したアロンソ氏とフアン氏とDr.レオナルド髙木陽光が再共演し、「べサメ・ムーチョ」に加えて、エクアドルの伝統音楽の名曲「レイル・ジョランド」とサルサの名曲「フアン・パチャンガ」の3曲を披露しました。特にDr.レオナルド髙木陽光のオカリナとフアン氏のピアノの即興による掛け合いやアドリブは圧巻でした。こうした本格的なラテン音楽は、これまでほとんどオカリナで演奏できていないのが現状で、本場のラテン奏者とともに本場の曲の演奏を披露できたため、ラテン音楽が新たなオカリナ音楽の守備範囲になることができることを多くの観客に示すことができました。今後のオカリナ音楽に少しずつ良い影響を与えていく演奏になったのではないかと思います。

ラテンの名曲を3曲披露!!斬新なアレンジと圧巻の演奏力により、新しいオカリナ音楽の幕開けを感じさせた!!

 次にセカンド・ステージに移動したDr.レオナルド髙木陽光は、子供たちも沢山いることが想定されたので、「アニメ・ソング・メドレー」と題して、9曲のアニメ・ソングをメドレー形式で演奏しました。その際、Dr.レオナルド髙木陽光は、曲が変わるたびに日本の祭りを意識したキャラクターのお面とオカリナを次々に変えて、さらにダンスやエフェクターも盛り込んだ難易度の高い新感覚パフォーマンをしていました。そして自然と子供たちのダンスが始まり、会場は興奮のるつぼになり、演奏後は、観客から熱烈なアンコールの声がかかりました!!

ワンピースのチョッパーのお面をかぶりながら主題歌「Share The World」を演奏中のDr.レオナルド髙木陽光

ドラえもんのお面をかぶりながらオカリナを持ち替えているDr.レオナルド髙木陽光

 その後、Dr.レオナルド髙木陽光はすぐにメイン・ステージに戻り、夜の大人向けの選曲である「Love Is Over」を演奏しました。この曲は、アジアに多くのファンが居るため、非常に喜ばれました。

イントロのしっとりした「ラブ・イズ・オーヴァー」

中盤の悲しげな「ラブ・イズ・オーヴァー」

何かあったのか?と思わせるぐらい気持ちが入った終盤の「ラブ・イズ・オーヴァー」

 今回、日本支部の添乗員としてご活躍頂いた周氏もこの曲が大好きなようで、「昨夜の高木先生の演奏は本当に素晴らしかった!」と言っていました。その後、何かと会話の中で残念なことや、やるせないことなどがあると周氏が、「あ~、そうなの、、、。Love Is Overね、、、。」というコメントを連発するので、そのたびに日本支部参加者一同で爆笑してしまいました。Dr.レオナルド髙木陽光の演奏を聴いた周氏は、「Love Is Over」の演奏フレーズが頭の中から離れないと言っていました。「Love Is Over」に続いてDr.レオナルド髙木陽光の十八番であるモーツァルトの「トルコ行進曲」も演奏し、この日の演奏を終えました。帰り際に、観客の方々から、Dr.レオナルド髙木陽光への沢山の賛辞をいただきました。

2016年7月17日

 午前中は、オカリナの学術研究会が実施されました。アジア・オカリナ・フェスティバルは、コンサートのみのフェスティバルではなく、毎回オカリナの学術研究を通して、オカリナの発展に寄与することを目的としているところが、世界のオカリナ・フェスティバルの中でも、唯一となっています。発表者は、大学で教鞭をとっていたり、中国支部代表の赖达富先生のように修士号をもっていたり、Dr.レオナルド髙木陽光のように博士号をもつ者が担当しました。今回は日本、台湾、中国、韓国、イタリアの5か国から6つのマエストロ・クラスとして学術研究発表会が開催されました。日本支部からは、Dr.レオナルド髙木陽光が、「オカリナの音色は、世界の人たちに受け入れられるか? ―世界一のエンターテインメント地域で、人種のサラダボウルであるニューヨークを事例に―」というテーマで発表しました。昨年の10月から11月にかけてニューヨークで行ったオカリナの研究活動を通して得られた知見は、まさにこれからのオカリナの未来の方向性を示す発表でした。

学術研究発表中のDr.レオナルド髙木陽光と通訳の周氏

早朝の発表にもかかわらず、開場後に一瞬で満席になったDr.レオナルド髙木陽光の発表会場

台湾支部秘書の林氏から学術発表に対する感謝状を授与されるDr.レオナルド髙木陽光

 イタリアは、イタリア7重奏の発展の歴史、韓国はタンギングの演奏技法について、台湾は、オカリナ製作と大地の音楽について、中国は新たな中国大陸のオカリナ演奏技法について発表しました。Dr.レオナルド髙木陽光の発表を見に来た香港で活躍しているオカリナ奏者のChristopher Resuello Li氏から、以下のメッセージをいただきました。

It's an honor to meet Japanese ocarinist Akimitsu Leonard Takagi sensei. Your performances are stunning and wonderful. And also, thank you very much for delivering such a nice lecture in "maestro class". You inspired and gave me directions on how to promote ocarina in a place where ocarinas are less-well-knowned such as Hong Kong. Hope in the next Asia Ocarina Festival, we'll see each other again!

Dr.レオナルド髙木陽光にコメントをくれた香港のオカリナ奏者Christopher Resuello Li氏

 発表を通して参加者に様々な影響を与えることができていることを感じる実りある発表となりました。

 その後、すぐに各グループが駅伝のように演奏のバトンを渡していくオカリナ・マラソンに参加するために、コンサート会場へ急ぎました。この時にアンサンブル*ブーケは、「茶色の小瓶」と「Time to say goodbye」を演奏しました。「茶色の小瓶」では、グレン・ミラー・スタイルでダンス・ステップをしながらの演奏に、観客から歓喜の声が上がりました。また「Time to say goodbye」は、単管と複数管を織り交ぜたアンサンブルで、サラ・ブライトマンとアンドレア・ボッチェリをオカリナで表現しました。スケール感のある演奏に、観客から「茶色の小瓶」の時とは違う種類の歓声が上がりました。

オカリナ・マラソンで演奏中のアンサンブル*ブーケ。カラフルなブーケのような衣装も印象的!!

 また山本真由美氏は、「糸」をしっとりと演奏しました。会場全体に響き渡る優しい音色が、観客を優しい気持ちにしてくれました。

オカリナ・マラソンで演奏中の山本真由美氏

 この日は、昨日に続きブースの出店が行われ、レオ・ワールド・ミュージックもCDや楽譜などを販売し好評を博しました。特に中国広州の中学校のオカリナ・クラブの生徒さんたち全員が、Dr.レオナルド髙木陽光の2枚のCDを買って行きました。レオ・ワールド・ミュージックのスタッフは、広州の中学校のオカリナ・クラブの生徒さんたちに、コンドルは飛んで行く変奏曲の譜面やその他のグッズなどをプレゼントしていました。近く、広州の中学生とDr.レオナルド髙木陽光の共演する日が来るかもしれません。

Dr.レオナルド髙木陽光のCDを手に微笑む広州のオカリナ・クラブの生徒たち

レオ・ワールド・ミュージックのブースには、色々な人たちが来てくれました。多謝!!

 午後は、実力派の有名オカリナ奏者のみが出演した「陶笛名家音楽会」が開催され、日本の宗次郎氏やイタリアのモリネッラ・オカリナ・グループをゲストに、Dr.レオナルド髙木陽光、林烨氏、朴鳳圭氏、游学志氏、嘉義築風陶笛楽団などが出演するという豪華な舞台となりました。おなじみの演奏から重厚感のある演奏、コミカルな演奏までオカリナの可能性を感じる幅広いコンサートとなりました。

陶笛名家音楽会のコンサート会場の正門に掲げられた巨大ポスター

 特に最後のトリを務めたDr.レオナルド髙木陽光の演奏は、エフェクターを駆使した最新鋭かつ先鋭的なオカリナ演奏でありながら、「YMCA」という有名かつ馴染みのある選曲で、しかもリオ五輪を意識したサンバ・ミックス・バージョンで演奏したので、会場は即一体化し、クライマックスに達して終了しました。

陶笛名家音楽会でのDr.レオナルド髙木陽光

会場を練り歩きながら演奏するDr.レオナルド髙木陽光と手拍子する観客

会場の皆さんとY・M・C・A!!

Dr.レオナルド髙木陽光が、中華圏で講演する時の合言葉「陶笛家族、我愛你們!!(日本語で「オカリナ家族、皆さんを愛しています!!」)」を言っている場面

観客の多くが既にこの合言葉を知っているので、今や皆が口をそろえて言ってくれるまでになった!!

陶笛名家音楽会のコンサートホール入り口にある巨大ポスター

 その後、休憩をはさんで閉幕式が始まりました。各国が再度勢揃いし、アジア・オカリナ・フェスティバルにふさわしい国際的なステージとなりました。アンサンブル*ブーケは、スウェーデン・ポップスの名曲でマンマ・ミーアでもおなじみのアバの「ダンシング・クイーン」をダンス・ステップしながら演奏しました。観客から歓喜の声が上がりました。

笑顔で軽快にステップを踏むアンサンブル*ブーケ

演奏とダンス・ステップの両方の指示を含む複雑な指揮をするDr.レオナルド髙木陽光

指揮が体全体を使った音楽表現になっているDr.レオナルド髙木陽光

さあ、クライマックス!!

 またアンサンブル*ブーケ・マルチプルは、テレサ・テンの歌唱で有名な曲である「時の流れに身をまかせ」をゲストの嘉義築風陶笛楽団とともに演奏し、2コーラス目は中国語で歌唱しました。観客の皆さんも一緒に歌ってくれて、会場の皆が一体化しました。

アンサンブル*ブーケ・マルチプルと嘉義築風陶笛楽団の共演!!そして観客の皆さんも加わり大合奏&大合唱!!

 最後は出演者全員で「高山青」の大合奏で幕を閉じました。

「高山青」の大合奏をするために閉幕式参加者が全員集合!!

閉幕式の最後に「高山青」の大合奏!!

閉幕式の記念撮影

参加者の皆が充実の笑顔になる瞬間!!

 全ての演奏スケジュールが終了し、最後に皆でホールの入り口前で記念写真を撮りました。

皆様、辛苦了(シンクーラ)!!(中国語で「お疲れ様でした!!」)

 この場をお借りして、台湾支部をはじめ、嘉義政府の皆様、各国支部代表、スタッフの皆様、その他多くのお世話になった皆様に心から感謝申し上げます。多謝!!

 次回は2年後に香港で開催となります。香港大会の参加募集は、またこのホームページに掲載いたします。参加募集の情報公開は、開催国の情報発信のタイミングによるため、参加希望者は、定期的に本ホームページを訪問して、チェックしてください。

 アジア・オカリナ協会では、オカリナを通した国内外との盛んな交流が行われています。オカリナを演奏している人は、ふるってご参加ください!!そしてオカリナを演奏していない方々も、この記事を読んでオカリナに興味をもっていただけると幸いです。ともに世界の方々とオカリナを通して交流しましょう!!

​2016年8月9日

                                             アジア・オカリナ協会 日本支部

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