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第5回アジア・オカリナ・フェスティバルが盛大に開催!!

今回は各支部から総勢約520人が香港に集結!!

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​今回のポスター

ネイル

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すばらしい!!YMCA YMCA!!

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 第5回アジア・オカリナ・フェスティバルの旅は、ついに7月31日にスタート!!様々な観光地を巡り、まずは香港を知り、香港の空気を吸い、そして香港の演奏に備えることとなりました。

 まずは、アジア・オカリナ・フェスティバルでの成功を願い、黄大仙へ!!占いが有名で、有名人も多数訪れて占ってもらっている場所です。

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 その後、「ガーデン・オブ・スターズ」へ!!ハリウッドの「ウォークオブフェイム」を想起させる、香港版・香港スターの写真や手形が集まっているスポットで、一時的にブルース・リーの銅像もこちらに移転・展示されていました。

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​燃えよドラゴンのテーマ曲をトリビュート!!

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ジャッキー・チェンの手形

​カンフーの達人だけあって右手がデカい!!

 ホテルにチェックイン後、フルーティーな味わいのビールであるブルー・ガールで乾杯!!お疲れ様でした!!

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 翌日は、City of Dreamsの異名を取るマカオへ!!パスポートを握りしめ、まずは香港から出国しマカオへ!!市内観光で媽閣廟や聖ポール天主堂跡などを観て、昼食後にマカオタワーへ!!

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下が丸見えのマカオタワー60階で演奏!!

どんな時でも平常心で演奏できるように精神修行中!!

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さて、カジノでひと勝負して家でも買うか!!

​ 家が買えたかどうかはご想像にお任せし、翌日は、名古屋のグループが合流!!ともにアジア・オカリナ・フェスティバルの会場にバスで向かいながら観光しました。まずはビクトリアピークへ!!

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蝋人形の館 マダム・タッソー

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楽器店で中国のオカリナ・塤を試奏!!深イイ音が!!

​ 観光を終えると、アジア・オカリナ・フェスティバルの会場に到着!!なんとそこは!!

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そうさ!! YMCA YMCA!!

​ そうなんです!!今回の滞在場所は、なんとYMCAなのです!!

 割と早めに到着した日本支部のメンバーたちに続き、続々と各国のメンバーが大集合!!参加手続きを済ませて、早速、夕食!!食堂で、中国大陸の頼氏に再会!!

 実は昨年、日本支部代表のDr. レオナルド 髙木陽光は、中国民族管弦楽学会の中国スタイル・オカリナ作曲コンペティションに参加し、ソロ部門とアンサンブル部門に各1作品、合計2作品を応募していました。

 なんとその両作品ともが入賞したため、再会時に賞状と多額の?賞金をもらうことになっていましたが、まさに再開した食堂での受け取りとなりとなりました。しかも、今年の夏に開催した中国の「陶笛の星コンペティション」の帽子もいただき、記念撮影!!

 中国スタイルの作曲ということで、それを得意とする中国の作曲家たちをはじめ海外からも沢山応募している中、海外で入賞したのは、Dr. レオナルド 髙木陽光のみという快挙でした。

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食堂で授賞式!?

​ 翌朝、開会音楽会がスタート!!5支部から全部でソロ・アンサンブルを含め、合計25組の演奏。日本支部のトップバッターは、Ocarina in 名古屋の皆さん。名古屋のグループの特徴は、無伴奏によるオカリナのみのシンプルな合奏。シンプルゆえにオカリナの音が良く聴こえることで、合奏の構造をしっかりと見せる手法で「Camptown Races」の演奏を披露!!

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 続いては、Dr. レオナルド 髙木陽光による演奏!!

​ 今回のステージでのテーマは「トキワ荘」で、2曲ともトキワ荘に関連していました。トキワ荘は、日本のマンガの礎を築いた手塚治虫や藤子不二雄、赤塚不二夫、石ノ森章太郎などの超有名作家が集まって住んでいたアパートでした。

 1曲目は「トキワ荘 アニメ・ソング・メドレー」でした。鉄腕アトムにはじまり、ドラえもんと天才バカボンのテーマを演奏しました。曲ごとに後ろのスクリーンのキャラクターが変わるごとに、Dr. レオナルド 髙木陽光が、それぞれのキャラクターのTシャツに着替え、オカリナも持ち替え、エフェクターも操るというエンターテインメント性あふれる難易度が高い荒技を披露し、観客からは大きな歓声が上がりました!!

 

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 2曲目の「トキワ荘へ行こう!!」は、Dr. レオナルド 髙木陽光が作詞・作曲した曲で、現在近隣の小学校の音楽プログラムに導入されるなど、今年のトキワ荘再建プロジェクトに向けて、周辺地域でも盛り上がりを見せている曲!!本ホームページの国内の活動にも書かれているように、椎名町小学校と上海外国語大学西外外国語学校で交流した際に、この曲を勉強したことから、香港でも共演することになりました。Dr. レオナルド 髙木陽光は、パーカッションと歌で参加、上海外国語大学西外外国語学校の生徒たちとアンサンブル*ブーケは歌とオカリナで加わり、大合唱&大合奏となりました!!

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 その後、アンサンブル*ブーケの演奏では「Shall We Dance」を演奏!!

 華やかな本物の社交ダンスの衣装を身にまとい、Shall We Danceの歌詞のところで、エレガントなカーテシー(挨拶)が入るという演出!!さらに今年のアンサンブル*ブーケは、ひと味違いました。なぜなら今までのトリプル・バス・オカリナに加えて、ダブル・コントラバス・オカリナが加わり、重低音がさらにパワーアップ!!ダンス音楽の低音がしっかりしたことで、さらにグルーヴが増した演奏になりました。

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​ 開幕音楽会は、その後、昼食をはさみ、日本・香港・台湾支部の参加者によるコンサートが開催されました。3支部から、ソロとアンサンブルを含めて19組が演奏しました。日本支部のトップバッターは、Dr. レオナルド 髙木陽光でした。

​ 1曲目は中国の有名な「康定情歌」で、中国の伝統的なスタイルとジャズ・ファンクを融合させた斬新なスタイルで、トリプル・オカリナ、ひょうたん笛、アルトサックスの3種類の持ち替えによる演奏を披露しました。

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 続けて、聖者の行進を演奏!!オカリナ4種類(ペンダント、シングル、トリプル、ドラえもん)、ひょうたん笛、アルト・サックスといった楽器を持ち替え、ヴォーカルも披露するという7種類のさらなる多彩なマルチプレイを披露して観客を魅了しました。

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​トリプル・オカリナを演奏

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ひょうたん笛の演奏

​ またアジア・オカリナ・フェスティバルは、いつも夏に開催されることが多い為、なかなか冬の曲を演奏する機会がありません。そのため、あえて冬の曲の定番であるクリスマス・ソングから「赤鼻のトナカイ」をスイング・ジャズで演奏!!

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 その後は、逆に日本の夏祭りをテーマにDr. レオナルド 髙木陽光が作曲した「Japanese Festival」を演奏!!和太鼓と三味線とオカリナとベースが織りなす音風景はまさに勇猛果敢な日本の夏祭りをイメージする曲で、オカリナ演奏の合間に「そいや!!」「はっ!!」などの掛け声を入れるなど、観客を日本の夏祭りに誘っていました。

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 その後、今回のアジア・オカリナ・フェスティバルは、YMCAを拠点にしているということもあり、上海外国語大学西外外国語学校の生徒たちとヤングマン(YMCA)で共演しました。観客も含めて、皆でYMCAの振付を入れながら、会場の観客が一体となり、この日のボルテージは最高潮に達しました!!

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 その後、名古屋のグループが登場!!1曲目は星野源の「LOVE」という今はやりの曲をデュオで、2曲目は「The Sea, My Sweet Home」でした。アンサンブルの人数に変化を付けることで、同じアンサンブルでも違う味わいを醸し出していました。

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 続いて、アンサンブル*ブーケの演奏で、「イッツ・ア・スモール・ワールド」と「めざせポケモンマスター」を演奏!!

​ 人気の高いディズニーやポケモンの曲ということもあり、ひときわ歓声が上がっていました!!

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演奏者をよく見るとお面やピカチュウが肩に乗っているぞ!!

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​最後にピカッ!!

 2日目は、今回のアジア・オカリナ・フェスティバルにおける日本の出演時間の3分の2が集中する、とてもタイトなスケジュールでしたが、無事に演奏を終えることができました。

​​ その夜、翌日に演奏会を依頼している宗次郎氏との夕食会が催されました。

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​ 食後は、アジア・オカリナ協会の理事会が開催されました。次回は、韓国が開催国となるため、今回までの反省を踏まえて、さらに充実したアジア・オカリナ・フェスティバル作りのために、深夜まで話し合いが続きました。

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 3日目は、韓国と中国の演奏会が主でしたが、夜には「宗次郎名家大師音楽会」が開催され、日本支部からはDr. レオナルド 髙木陽光が出演しました。

​ 1曲目は、「燃えよドラゴン」のテーマソングを演奏しました。この曲は、香港の大スターであるブルース・リーにささげるために演奏しました。実は、演奏前に、香港にあるブルース・リーの銅像を日本支部参加者の一部が拝見したこともあり、Dr. レオナルド 髙木陽光の中に、さらなるTribute(捧げる)の気持ちが強くなっていたことは言うまでもありません。

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​ 2曲目は、テレサ・テンが歌って有名になった日本の曲である「つぐない」!!アジアの歌姫の歌は、やはり大人気です。情感が込められた演奏で、会場をロック!!この曲を演奏する前には、それまで着ていたブルース・リーのTシャツを脱ぐ演出で、会場が沸きました。

​ 3曲目は、中国で大変人気があるジェーン・チャンの「我是我的」を演奏!!この曲中ではオカリナだけではなく、パーカッションも演奏するため、リハーサル時から入念なサウンド・エンジニアさんたちとの打ち合わせを行いました。

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リハーサル時に各楽器のサウンドチェックを行う

​ 演奏後に2人の司会者の方々からDr. レオナルド 髙木陽光が、インタビューを受けました。質問は2つでした。

①オカリナの音のどのような点に魅かれたのか?

②あなたのような素晴らしいオカリナのプロになるためには、どのようなことをしたら良いか?

​ Dr. レオナルド 髙木陽光は、大変重要かつ身に余る光栄な質問に、英語で誠心誠意答えました。素晴らしいオカリナ奏者や愛好者たちが沢山いる会場で、メッセージが少しでも伝わっていることを願っています。

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 演奏会とともに、今回出演した人たちのオカリナ関連グッズの販売ブースも出店し、数多くの方々が訪問し、様々なグッズを購入して行きました。Dr. レオナルド 髙木陽光のブースも多くの人たちで賑わいました。

 演奏会後、宗次郎さんを囲んで、お疲れ様の意味を込めて、夕食会が開催され素晴らしい時を過ごしました。

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​ 4日目は、いよいよ最終日ということで、午前中は閉幕音楽会!!トップバッターは、名古屋のグループで「チャンチキおけさ」の演奏でした。フィンガー・シンバルを使用して加藤いつみ氏が、音頭を取り会場の人たちを巻き込んでいました。

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 続いて、アンサンブル*ブーケが「Yesterday Once More」を演奏しました。落ち着いたしっとりとした演奏は、まさにカーペンターズの世界をオカリナで表現していました。

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 続いて、Dr. レオナルド 髙木陽光とアンサンブル*ブーケが共演しました。昨年、香港支部長のサニー氏が結婚したことをお祝いしようというDr. レオナルド 髙木陽光の粋な計らいで「幸せなら手をたたこう」を演奏しました。

 Dr. レオナルド 髙木陽光はドラムを演奏し、アンサンブル*ブーケはオカリナを振付入りで演奏しました。お祝いの意味を込めて、ハットと蝶ネクタイとドラムスティックが光る仕様になっていて、観客の目も楽しませていました。サニー氏には、会場の指揮者役をしてもらい、皆で振付をしました。

 サニー氏の結婚式時の誓いでの奥様とのキス写真が大きくスクリーンに映る中、Dr. レオナルド 髙木陽光のファンキーでグルーヴィーなドラム演奏がスタート!!それに合わせて、オカリナの演奏とともに皆で歌を歌いながら、会場のボルテージはこの日の最高潮に達しました!!皆で第5回アジア・オカリナ・フェスティバルを成功に導いてくれたサニー氏の結婚をお祝い出来て良かったです。

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 Dr. レオナルド 髙木陽光が日本支部の最後の演奏として、またアジア・オカリナ・フェスティバルが無事に開けるようにというアンコールの意味を込めて、「ラデツキー行進曲」を演奏しました。

​ アンサンブル*ブーケのメンバーが指揮者役となり、会場の皆さんと手拍子を鳴らしながら、会場はさらに一体化しました。

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 閉幕音楽会が終了した後、クルーズ・パーティーが開催されました。香港の心地よい潮風と戯れました。

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船からの香港の景色

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​Dr. レオナルド 髙木陽光と宗次郎氏

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日本支部と韓国支部のメンバーで

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​新大陸を探しに出るマドロス

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あまりに雰囲気が良いため、いちゃつきはじめる2人

ほどほどにしないと​奥さんに怒られるかもよ!!

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素面なのか、酒酔いか、船酔いかなど分からなくなるぐらい

とにかく笑いが絶えない船内

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​よく見るとソフトドリンクで酔ってる人たち

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​3人のオカリナ天才バカボン

​これでいいのだ!!

 クルーズが終了と同時に第5回アジア・オカリナ・フェスティバルも無事に終了となりました。

 沢山の人たちと楽しく過ごし、各支部理事をはじめ、多くの香港の人たちによって支えられた第5回アジア・オカリナ・フェスティバルでした。翌日に日本支部の皆さんは、元気に帰国しました。

 皆様、ありがとうございました!!

 辛苦了!!(シンクーラ、中国語でお疲れ様の意味)

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 次回は2年後に韓国で開催予定となります。次回の韓国大会の参加募集は、またこのホームページに掲載いたします。参加募集の情報公開は、開催国の情報発信のタイミングによるため、参加希望者は、定期的に本ホームページを訪問して、チェックしてください。

 アジア・オカリナ協会では、オカリナを通した国内外との盛んな交流が行われています。オカリナを演奏している人は、ふるってご参加ください!!そしてオカリナを演奏していない方々も、この記事を読んでオカリナに興味をもっていただけると幸いです。ともに世界の方々とオカリナを通して交流しましょう!!

2018年8月10日

​アジア・オカリナ協会 日本支部

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