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 Asia Ocarina Association's Activities 

 アジア・オカリナ協会では、各支部間をはじめ、様々なオカリナ奏者やオカリナ・メーカー、音楽教育者や研究者等との交流イベントを随時開催しています。ここでは、アジア・オカリナ協会の最大の交流イベントである、第1回~第3回までのアジア・オカリナ・フェスティバルの概要をご紹介します!!

1st Seoul Korea
2nd
Nagoya Japan
3rd
Beijing China

 第1回目のアジア・オカリナ・フェスティバルは、2010年の初夏に韓国で開催しました。同時に、アジア・オカリナ協会が発足し、アジアの5地域(日本・韓国・中国・台湾・香港)に支部を持つ協会組織になりました。

 第1回アジア・オカリナ・フェスティバルは、インチョン・コンベンション・センターで開催された韓国の楽器の祭典である「Music Korea+Pro Audio」のメインステージを使用した演出と多彩な演奏に加えて、オカリナ展示ブースの出展もありました。メインステージは、世界各国の著名なミュージシャンが出演しており、さらに多くの音楽関係者が参加するイベントであったため、オカリナの良いアピールの場となりました。

 またオカリナの学術発表もインチョン・コンベンション・センターで実施され、各支部から1人の発表者が、各国のオカリナの発展の歴史や現状を報告しました。

 またジャンチョン・アートホールで開催したメインのコンサートでは、各国支部の代表をはじめ、その門下生のグループなどが演奏を行いました。韓流ドラマ「冬のソナタ」の作曲者である、ゲストのデイドリーム氏との共演も実現しました。

 第1回アジア・オカリナ・フェスティバルの様子は、Music Korea関連の現地マスメディアの取材に加えて、韓国の音楽専門雑誌の「EDU CLASSIC」にその模様が掲載されるなど、大きな話題となりました。

 第2回目は、2012年の夏に日本支部が主催し、名古屋で開催しました。

 第1回目のアジア・オカリナ協会の発足を目的としたプロ奏者を中心としたフェスティバルとは違い、第2回目は参加者を公募したことで参加者の多様性を生み出したことに大きな発展がみられました。

 各支部のグループに加えて、日本の約40団体が参加し、女性総合センター「ウィルあいち」の1000人規模のコンサートホールは、2日間満員の好評を博しました。

 海外の若いグループのエネルギッシュな演奏と日本の多彩なグループの演奏は、オカリナ演奏の多くの可能性を示唆し、国際交流の醍醐味が感じられたものとなりました。

 また学術発表の一環として、「アジアの笛」と題して、アジア各国の伝統楽器の説明と演奏も実施し、オカリナとの比較もなされました。

 さらにオカリナ関連の出展ブースも公募したことにより、オカリナや楽譜、CDなど多彩な出展内容になりました。

 第3回目は、2014年の夏に中国の北京で開催しました。

 これにはアジアに加えて欧米から過去最多を誇る約1500人の参加者があり、北京市をはじめ、北京のTV局や新聞社などのマスコミでも大々的に報道されました。

 アジア・オカリナ・フェスティバルとは違った扱いではあるものの、直前にオカリナ・コンテストをしたため、フェスティバル参加者の多くが、コンテストにも参加するなど、新たな試みとなりました。

 閉会式では、世界遺産「万里の長城」で約1500人の参加者による共演が、大きな話題となり大好評を博しました。行政やマスコミ関係者、聴衆も含めて数千人が参加したと言われています。

 第3回アジア・オカリナ・フェスティバル開催時、出展ブースの屋台が設けられ、アジア・オカリナ・フェスティバル史上、過去最多のブースの出展となりました。

 さらにオカリナに関する学術発表など、多彩なプログラムが実施されました。アメリカの音楽教育学者も参加し、アジアだけではない国際色豊かな学会となりました。

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